ドゥレッツァがシティオブトロイと対戦か、英インターナショナルS
2024年07月18日 12:14
英ヨーク競馬場の最高責任者を務めるW.ダービー氏が、日本から遠征してくる昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが、8月のG1英インターナショナルステークスで欧州最強3歳馬シティオブトロイと対戦するのを楽しみにしている。
英ダービーとエクリプスステークスの両G1を連勝したシティオブトロイの次走は引き続き10ハロン路線となる見込み。英競馬メディア『At The Races』によると、ダービー氏は「シティオブトロイが英インターナショナルSに出走する可能性が高いというバリードイル(A.オブライエン厩舎)からのニュースを聞き、もちろん喜んでいる」とコメント。
一方で同氏は「昨年に日本のセントレジャー(菊花賞)を制したドゥレッツァがC.ルメール騎手と共に私たちのレースに来ることも分かった。クリストフとライアン(シティオブトロイの主戦のムーア騎手)という世界最高の騎手2人が競い合うのは、私たち全ての競馬ファンが興奮するものだ」とも語った。
さらに同氏は「私が初めてジャドモントに来た2003年はファルブラヴ(前年にジャパンカップ制覇)が勝利した。2005年はエレクトロキューショニストがゼンノロブロイに競り勝った。ゼンノロブロイは日本から来たG1勝ち馬で、エレクトロキューショニストは翌年に(ダートG1の)ドバイワールドカップも制した」と日本との思い出も語っていた。