現地27日、豪ムーニーバレー競馬場でG2ジョンFフィーハンステークス（芝1600m）が行われ、D.ベイツ騎乗のプライドオブジェニが宿敵ミスターブライトサイドを下した。

　大物2頭のG2参戦とあってわずか4頭立てとなったレースで、プライドオブジェニは2番手のミスターブライトサイドを大きく離して大逃げを敢行。最後の直線で残り200メートルを切ってもまだ両馬の差は5馬身近くあり、最後はプライドオブジェニが流しながらゴールして1.5馬身差の勝利を収めた。

　C.マー厩舎のプライドオブジェニはプライドオブドバイ産駒の7歳牝馬。ミスターブライトサイドとは昨年11月のG1カンタラステークスから8戦連続で対戦しており、前走のG1マカイビーディーヴァステークスでは2着に敗れていたが、5回目のワンツーフィニッシュとなった今回は雪辱を果たした。