バルザローナ騎手、2025年からアガ・カーンスタッドの仏ファーストジョッキーに

2024年10月05日 13:26

 M.バルザローナ騎手が、2025年1月からアガ・カーンスタッドのフランス調教馬のファーストジョッキーを務めることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 フランス出身のバルザローナ騎手は、2011年に19歳で英ダービーをA.ファーブル厩舎のプールモアで制覇。翌2012年にはゴドルフィン所有馬のモンテロッソでドバイワールドカップを勝つなど、一気に一流ジョッキーの仲間入りを果たす。

 その後もゴドルフィンの専属騎手として長く活躍を続け、2021年にはフランスのリーディングジョッキーに。今年は現時点で2位につけており、アガ・カーンスタッドの所有馬であるカンダラでG3グロット賞、ザリガナでG3オマール賞を勝っている。

 特にザリガナはアガ・カーン殿下の所有馬として名を馳せた無敗の凱旋門賞馬ザルカヴァの孫娘に当たり、現地6日にはG1マルセルブーサック賞にバルザローナ騎手とのコンビで出走する予定となっている。