「ジャパンCに向けて理想的な準備を整えた」ゴリアットの地元G2快勝をパリチュルフ報じる

2024年10月21日 14:41

 ジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)制覇へ向けた「理想的な準備」-。キングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者ゴリアット(セン4、F・グラファール)のG2コンセイユドパリ賞快勝を地元フランスの「パリチュルフ」電子版は20日、「ゴリアットは才能を無理に発揮せず、体力を消耗することなく、ジャパンCに向けて理想的な準備を整えた」と伝えた。

 同紙によると、鞍上のクリストフ・スミヨン騎手は「今日の馬場は非常にタフで、(キングジョージ以来の)復帰戦で勝つことを期待しながら、一方で難しくないレースをさせなければいけませんでした」とコメント。グラファール師は「不利な条件でしたし、不良馬場も得意ではありませんが、クリストフ(スミヨン)は彼のことを理解しています。ここを勝って、さらに良くなります。今は次のレース(ジャパンC)に集中しています」と語っている。

 フランシス・アンリ・グラファール調教師(47)はフランスのトップトレーナーの1人。過去には開業したばかりの15年、16年にイラプトでジャパンCへ参戦した実績がある。今回はジャパンCの前日(11月23日)に行われるキャピタルS(リステッド、芝1600メートル、東京)にルノマド(セン6)も登録。ゴリアットの帯同馬と見られている。外国調教馬がジャパンCを勝てば、05年アルカセット(英国)以来19年ぶり、フランス調教馬が勝てば、87年ルグロリュー以来37年ぶりの快挙となる。

出典:日刊スポーツ