ロペデヴェガの種付け料が約2900万円に値上がり、ヴァルトガイストはドイツへ移籍
2024年11月14日 13:41
アイルランドのバリーリンチスタッドが、来年の種牡馬の種付け料を発表。今年の活躍が目立ったロペデヴェガが12万5000ユーロ(約2100万円)からキャリアハイとなる17万5000ユーロ(約2900万円)に値上がりした。
ロペデヴェガはストームキャット系シャマーダル産駒で、現役時代に仏2000ギニーと仏ダービーの二冠を制覇。種牡馬としても大成功を収めており、今年はルーヒヤが仏1000ギニー、ルックドゥヴェガが仏ダービー、シャドウオブライトがミドルパークステークスとデューハーストステークスでG1勝ちを収めた。欧州以外でもカールスパクラーがクールモアターフマイルなど米G1を2勝、デュークデセッサが豪G1コーフィールドカップを勝っている。
また同スタッドでは、2019年の凱旋門賞馬ヴァルトガイストがドイツのゲシュティート・ルンツェンに移籍することが決定。同馬は英国産だが母系はドイツ血統で、マネージングディレクターのJ.オコナー氏は「母系が繁栄してきた故郷に帰ることになる。彼が新たな本拠地で引き続き活躍してくれることを期待している」と語った。なおヴァルトガイストの産駒は2世代がデビューしているが、まだ重賞勝ち馬は出ていなかった。