スピリットダンサーがバーレーンインターナショナルT連覇、日本勢は着外
2024年11月16日 14:32
現地15日、バーレーンのサヒール競馬場でG2バーレーンインターナショナルトロフィー(芝2000m)が行われ、日本から参戦した2頭はいずれも着外に終わった。
レースはポイントロンズデールらが飛ばしてハナを争う展開となり、日本勢のキラーアビリティとヤマニンサンパはいずれも中団から後方に待機。昨年の覇者スピリットダンサーも同じような位置に控える。
直線に入るといったんはポイントロンズデールが先頭に立ったが、残り400メートル付近で番手からリードアーティストがかわしていく。そこへ外から末脚を伸ばしたスピリットダンサーが襲い掛かり、じりじりと差を詰めてゴール前で差し切った。
2着は1馬身1/4差でリードアーティストで、さらに2馬身差の3着にカリフ。日本勢は勝ち負けに加われず、ヤマニンサンパが勝ち馬から9馬身半差の6着、キラーアビリティは13馬身1/4差の8着だった。
R.フェイヒー厩舎のスピリットダンサーはフランケル産駒の7歳セン馬。サッカーの名門マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で長年に渡って監督を務めたA.ファーガソン氏が生産者であることでも知られ、今年は2月にサウジアラビアのG2ネオムターフカップを勝つと、今回はバーレーンインターナショナルトロフィー史上初の連覇となった。