現地1月31日、香港のシャティン競馬場でG3センテナリーヴァーズ（芝1800m）が行われ、2番手追走のチェンチェングローリー（4番人気）が背後の9番人気ウイニングドラゴンを直線で引きつけると、併せ馬の態勢から3/4馬身差を開いて完勝した。

　1番人気のエンスードは中団からさらに1馬身差の3着に終わり、2番人気のスタニングピーチは最後方の11番手から追い込み切れず7着に敗れた。

　チェンチェングローリーはK.ルイ調教師が管理するモアスピリット（父エスケンデレヤ）産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。昨シーズンの香港クラシックカップで短アタマ差の2着があるほか、今季もジョッキークラブマイル2着など初戦から重賞で3戦連続の入着と堅実に活躍し、香港マイルでは4位入線から降着になったものの上位争いに絡んで力を見せていた。