フランスギャロが新発表!凱旋門賞の現地前哨戦を勝った馬は“高額の追加登録料が不要”に!

2025年05月12日 14:00

 フランスギャロは11日、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に向け、新たなキャンペーンを発表した。

 今回の発表では仏ダービー、仏オークス、サンクルー大賞、パリ大賞、ジャンロマネ賞などの主要G1、9月7日に行われる現地の前哨戦(ヴェルメイユ賞、ニエル賞、フォワ賞)を勝った馬に対し、凱旋門賞の優先出走権を与えること、8300ユーロ(約130万円)の登録料の返金を行うことが紹介された。

 また、9月7日の3競走の優勝馬が凱旋門賞に未登録だった場合、高額とされてきた追加登録料12万ユーロ(約1900万円)の支払いが不要となり、無料で追加登録できることが発表された。これまでは夏競馬で急成長を見せ、ニエル賞、フォワ賞、ヴェルメイユ賞などで強い勝ち方をした馬たちが高額の追加登録料を払うことに悩むケースも見られたため、勝てば追加登録料が不要になるというのは欧州調教馬にとって、大胆な改革と言えるかもしれない。

 4月のフランスギャロ関係者来日時には日本馬の誘致を主目的に輸送費補助や馬場改修などが発表されている。

出典:日刊スポーツ