昨年に3歳マイルG1を2連勝したロザリオンは、約11カ月ぶりの出走だった現地17日のロッキンジステークスで3着に敗れた。しかしR.ハノン調教師は叩き2戦目となるロイヤルアスコット開催のG1クイーンアンステークスでの巻き返しに自信を見せている。

　英競馬メディア『At The Races』によると、ハノン調教師は「結局のところは馬のコンディション次第ではあるが、アスコットでは間違いなく素晴らしい走りを見せてくれるだろう」とコメント。「勝てなかったのはもちろん残念だが、しばらく経てば本当にいいレースをしてくれたと喜んでいるはず」と勝ち馬から約2馬身半差の結果を評価した。

　同じく今季初戦だったノータブルスピーチはロザリオンから短アタマ差の4着。C.アップルビー調教師は「最後の200ヤードで少し息切れしてしまったが、これでアスコットに向けて万全の状態になるだろう」と、こちらも次戦に向けて手ごたえを感じていた。