欧州長距離の重鎮トゥルーシャン、今年も英ゴールドCは回避濃厚
2025年06月14日 10:08
長年に渡って欧州長距離路線でトップクラスの活躍を続けてきたトゥルーシャンだが、今年もロイヤルアスコット開催でのG1英ゴールドカップに出走する可能性は低そうだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
A.キング厩舎の9歳セン馬トゥルーシャンは2021年に英G1グッドウッドカップと仏G1カドラン賞を連勝。G2英チャンピオンズロングディスタンスカップを2020年から3連覇、2023年には再びカドラン賞を勝つなど欧州屈指のステイヤーとして名を馳せてきた。
その一方で英ゴールドカップに関しては、過去4シーズンに渡って乾いた馬場が不適だとして連続回避。今年も乾燥した天候が予想されるため、出走は厳しいと見られている。
キング調教師は「例年どおり予報はあまり芳しくない。変わることを願うが、あまり期待は持てない」とコメント。「トゥルーシャンはロイヤルアスコットで一度も出走したことがない。調子はいいようなのでぜひゴールドカップに出してみたい」と話している。