仏G2モーリスドニョイユ賞、シバイアンが接戦制して重賞初制覇
2025年07月15日 14:10
現地13日、仏パリロンシャン競馬場でG2モーリスドニョイユ賞(芝2800m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のシバイアンが接戦を制した。
後方2番手に控えたシバイアンは直線で馬群に包まれる厳しい展開を強いられたが、バルザローナ騎手が先行勢の隙間を縫うように進出。残り200メートル付近で先頭に立つと、2着のインターノートにクビ差で競り勝った。昨年の勝ち馬でダイワメジャー産駒のダブルメジャーは3着までだった。
F.グラファール厩舎のシバイアンはブレイム産駒の4歳セン馬でアガ・カーンスタッドの所有。昨年の仏G1パリ大賞8着後に去勢され、今年はここ2戦連続で重賞2着とあと一歩が足りていなかったが、ようやく待望の重賞初勝利を挙げた。