＜インターナショナルS＞◇20日＝ヨーク（英国）◇G1◇芝2050メートル◇3歳上◇出走6頭

　日本から参戦した昨年のダービー馬ダノンデサイル（牡4、安田翔）は5着に終わった。大逃げを打ったバーキャッスル（セン5、A・ファーブル）から離れた2番手を追走。追い上げようとした直線で、本来の末脚を発揮することができなかった。

　戸崎騎手は「作戦は立てたんですけど、作戦通りにいかなくて…」とレースをプラン通りに運べなかったことを明かした。

　「前に馬を置いて競馬を組み立てたいところだったんですけど、置くことができずにそのへんがロスだったかなと」と唇をかんだ。

　初の英国遠征でレース前の返し馬では、やや頭を上げて手綱を必死に押さえる場面もあった。「返し馬では少し興奮気味でそのあたりも本来の力を出せなかった原因のひとつでもあるかなと思うんですけど、ちょっと残念な結果で悔しかったです」と振り返った。

　「たくさんの応援があったと思うんですけど、プラン通りにいけなかったですし、道中もリラックスさせることができなかったのが原因かなと思いますし、本来の力を出すことができなかったと思います。応援してくれた方には本当に申し訳なかったです。まだまだキャリアも浅いですし、今後も頑張って走ってくれると思いますので、そのあたりはまた応援していただけたらと思います」と話した。

出典：日刊スポーツ