ムーアの代役はスミヨン!「彼はワールドクラス。期待しないわけにはいかない」オブライエン師
2025年09月02日 16:36
アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎は右大腿(だいたい)骨の骨折で戦列を数カ月離れることになった主戦のライアン・ムーア騎手(41)に代わり、フランスのトップジョッキー、クリストフ・スミヨン騎手(44)を起用していくことが決まった。オブライエン師が1日、明らかにしている。
ムーア騎手に次ぐセカンドジョッキーのウェイン・ローダン騎手も9日から18日まで騎乗停止処分(異議申し立て中)を受けており、英セントレジャー、愛チャンピオンSには騎乗できない見込み。誰がムーア騎手の穴を埋めるのか、注目されていた。
レーシングポスト電子版によると、オブライエン師は「クリストフ(スミヨン)は常に私たちのプランに入っています。彼は今、誰にも縛られない状況ですし、世界中で活躍するワールドクラスのジョッキーです。ライアン(ムーア)は不在で、ウェイン(ローダン)も不在の可能性があるので、クリストフに期待しないわけにはいきません」と語っている。
スミヨン騎手は22年にアガカーン・スタッドとの主戦契約がなくなり、その後はフリーの立場。昨年はゴリアットでキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制すなど、その腕は健在で、8月にはジャックルマロワ賞をエイダン・オブライエン厩舎のディエゴヴェラスケスで制している。