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【世界の騎手紹介 Vol.12】クリストフ・スミヨン

2018年09月05日 16:30

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フランスを代表するトップジョッキー。2017年にはフランス国内で306勝を挙げ、その前年にピエールシャルル・ブドー騎手がマークしたフランスの年間平地最多勝記録(300勝)と、欧州の年間平地最多勝記録(301勝)をともに塗り替える大活躍。2年ぶり9度目となる仏チャンピオンジョッキーのタイトルを手にしてみせた。現在は欧州を代表するオーナーブリーダーであるアガ・カーン4世殿下と優先騎乗契約を結んでいる。

1981年6月4日にベルギーで生を受けたスミヨン騎手は父が障害ジョッキー。その影響もあり、早くから馬に親しみ、小さい頃はポニーレースで大活躍を見せていたという。

15歳でフランスに渡ったスミヨン騎手は2001年に当時師事していたアンドレ・ファーブル調教師(仏チャンピオントレーナー28回)が管理するヴァオリミクスでG1仏2000ギニーを制してG1初制覇(繰り上がり優勝)。その3週間後の10代最後の日にはG1仏ダービーをアナバーブルーで優勝した。

その後も、G1凱旋門賞をダラカニザルカヴァ、G1仏ダービーをダラカニ、ダルシ、G1仏オークスをラティス、ザルカヴァで優勝するなどフランスの主立ったG1タイトルを手中に収め、前記したようにこれまで9度もフランスのチャンピオンタイトルを獲得(2003、05、06、11、12、13、14、15、17年)。

海外でもイギリスのG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSをハリケーンラン、UAEのG1ドバイワールドCをサンダースノー、G1ドバイシーマクラシックをドルニヤ、G1ドバイデューティフリー(現ドバイターフ)をテルアテル、日本のG1ジャパンCをエピファネイア、アメリカのG1BCターフをシロッコで優勝するなど数々の大レースを制している。また、10年と13年にはフランスで障害G1にも優勝。マルチな才能を見せている。

近年のG1勝ち
2018年:
ドバイワールドC(UAE):サンダースノー

2017年:
カドラン賞(フランス):ヴァジラバド
パリ大賞(フランス):シャキール
ジャンプラ賞(フランス):サンダースノー
サンクルー大賞(フランス):ザラック

2016年:
クリテリウムアンテルナシオナル(フランス):サンダースノー
ロワイヤルオーク賞(フランス):ヴァジラバド
英チャンピオンS(イギリス):アルマンゾル
愛チャンピオンS(アイルランド):アルマンゾル
ガネー賞(フランス):ダリアン
スチュワーズC(香港):ジャイアントトレジャー

文:秋山 響(TPC)

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