凱旋門賞候補の3頭をオブライエン師語る「私たちは彼女の本気をまだ見ていません」/有力馬情報
2025年09月02日 16:50
アイルランドのエイダン・オブライエン調教師(55)が1日、「アイリッシュチャンピオンズ・ウィークエンド」に向けて厩舎をメディアに公開し、フランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に出走予定の3頭について語った。同厩舎は現時点で、英愛オークス馬ミニーホーク(牝3)、プリティーポリーS、ナッソーSを連勝中のワール(牝3)、昨年の愛ダービー馬で凱旋門賞3着のロスアンゼルス(牡4)の3頭が出走候補となっている。
英愛オークスに続き、古馬相手のヨークシャーオークスを制したミニーホークは凱旋門賞に直行予定。レーシングポスト電子版によると、オブライエン師は「私たちはミニーホークの本気の姿をまだ見ていません。非常に厳しいテンポのレースになれば彼女の最高の姿を見ることができるでしょう」とコメントし、凱旋門賞を目指す予定であることを伝えている。
英オークスでミニーホークの首差2着に敗れた後、G1連勝中のワールは今週末にフランスで行われるヴェルメイユ賞(G1、芝2400メートル、7日=パリロンシャン)から凱旋門賞に向かう予定。ドラクロワ(牡3)が愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、13日=レパーズタウン)に出走しない場合は、愛チャンピオンSに出走の可能性も残している。
昨年3着のロスアンゼルスは今年、始動戦のG3ムーアズブリッジS、G1タタソールズゴールドCを連勝したものの、その後、プリンスオブウェールズSで5着に敗れ、前走カラのG3ロイヤルホイップSも4着に敗れている。オブライエン師は今週末のフォワ賞(G2、芝2400メートル、7日=パリロンシャン)から凱旋門賞に向かうことを示唆。「凱旋門賞にたどり着けることを願っています」と期待を寄せた。