【ムーランドロンシャン賞】「日出づる国から…」期待の日本馬がフランス地元紙の1面飾る

2025年09月03日 17:10

 評価はうなぎ登りだ-。今週末のムーランドロンシャン賞(G1、芝1600メートル、7日=パリロンシャン)に出走予定のゴートゥファースト(牡5、新谷)が3日、地元フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」の1面を飾った。フランス遠征初戦だった前走のジャックルマロワ賞では重賞未勝利、G1初挑戦、初の直線競馬という厳しい条件だったが、日本馬最先着の5着に好走。遠征2戦目へ向け、注目度は上がってきている。

 パリチュルフ電子版の記事は、ゴートゥファースト、凱旋門賞に出走予定のアロヒアリイ(牡3、田中博)、クロワデュノール(牡3、斉藤崇)、ビザンチンドリーム(牡4、坂口)の日本馬4頭が入厩しているシャンティイの小林智厩舎の様子を紹介。日本人の小林智調教師とスタッフが会話する風景を「日出づる国からやってきた人たちが多い」と伝えた。ゴートゥファーストについては「白と黄色のバンテージを巻き、調教パートナーの牝馬2頭を相手に快調な動きを見せた」「世界最高峰のマイル戦、ジャックルマロワ賞で5着に入って、実力を証明した。日曜のムーランドロンシャン賞では確実にチャンスがあるだろう」と期待している。

 ムーランドロンシャン賞はJRAで海外馬券発売が行われる。

出典:日刊スポーツ