出世レースの米2歳G1ブリーダーズフューチュリティ、テッドノフィーが無敗で制す

2025年10月10日 11:47

 現地4日、米キーンランド競馬場でG1ブリーダーズフューチュリティ(2歳、ダート8.5ハロン)が行われ、J.ヴェラスケス騎乗のテッドノフィーが1番人気に応えた。

 テッドノフィーは逃げるリトマステストから約1馬身差の2番手で追走。第4コーナーで持ったまま外から先頭に立つと、直線では2番手に上がってきたブラックアウトタイムも寄せ付けず、2馬身3/4差の快勝を収めた。

 T.プレッチャー厩舎のテッドノフィーはイントゥミスチーフ産駒。デビュー勝ち後に前走のG1ホープフルステークスを8馬身半差で圧勝しており、これで無傷の3連勝となった。

 ここ10年のブリーダーズフューチュリティ勝ち馬には後の活躍馬が多く、クラシックエンパイア(2016年)とプレッチャー厩舎の先輩でもあるフォルテ(2022年)、エッセンシャルクオリティ(2020年)はG1ブリーダーズカップジュベナイルも連勝して2歳王者に。特にエッセンシャルクオリティは翌年にベルモントステークスとトラヴァーズステークスも制して3歳王者にも輝いた。ニックスゴー(2018年)も古馬になってからブリーダーズカップクラシックなどを制して2021年の年度代表馬に選ばれた。