凱旋門賞馬ダリズは来年も現役続行!「デビュー半年足らずで…」年内休養で連覇の期待
2025年10月10日 17:40
凱旋門賞馬に輝いたフランスのダリズ(牡3、F・グラファール)は来年も現役を続行することが決まった。9日、所有するアガカーン・スタッドが公式X(旧ツイッター)で発表した。今シーズンはこのまま休養に入ることも発表されている。
ダリズは父がシーザスターズ、母が香港ヴァーズ覇者ダリヤカナという血統。フランシス・グラファール厩舎が管理し、2歳時は未出走で今年4月にパリロンシャン競馬場でデビューしている。無傷の4連勝でG2ウジェーヌアダン賞を制し、重賞初制覇。初の海外遠征となった8月の英インターナショナルSで最下位6着に敗れ、9月のG3プランスドランジュ賞も日本のダービー馬クロワデュノールの2着に敗れていたが、5日に行われた凱旋門賞を見事に制した。デビューから7戦すべてミカエル・バルザローナ騎手とコンビを組んでいる。
4月6日のデビューから半年足らずで凱旋門賞制覇を果たした良血馬。混戦と言われていた今年の凱旋門賞だが、英愛オークス馬ミニーホークをねじ伏せ、5馬身以上離した3着がG1・3勝馬ソジー、4着が香港ヴァーズ覇者ジアヴェロット、5着が日本のビザンチンドリームという顔ぶれで、文句なしのレース内容だった。来シーズンはもちろん、凱旋門賞連覇の期待がかかる。