シーザスターズの種付け料は約5300万円に、フランケルらに次ぐ欧州3位

2025年11月08日 12:23

 アガ・カーンスタッドが誇る名種牡馬シーザスターズの種付け料が4年連続で上昇し、来年は30万ユーロ(約5300万円)となることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 シーザスターズは競馬史に残る大種牡馬ガリレオの半弟で、母は凱旋門賞を制したアーバンシーという超良血馬。自身も英ダービーや凱旋門賞などG1を6連勝した名馬だった。

 種牡馬としてもタグルーダ(英オークスなど)、ハーザンド(英愛ダービー)、シーオブクラス(愛オークスなど)ら活躍馬を次々と送り出し、今年も凱旋門賞を親子制覇したダリズを筆頭にアヴァンチュール(ヴェルメイユ賞)、ソジー(ガネー賞、イスパーン賞)がG1を制した。

 30万ユーロの種付け料は、欧州全体で見てもフランケルとドバウィに次ぐ高額。また母クリスタルズヴェズダの1歳牡馬は今年の世界最高額となる370万ギニー(約7億8000万円)で落札されている。