2026年の米G1は1増2減、レディースターフスプリントがG2から昇格

2025年12月21日 11:30

 アメリカ・グレード競走委員会(AGSC)が現地19日に2026年の重賞格付けを発表。賞金総額75000ドル以上の942ステークスを対象に審査し、2025年比で5レース減の410レースを重賞、211レースをリステッドとした。重賞はG1レースが12減、G2105減となり、G34レースが新たに格付けを受けた一方、6レースが格付けを失った。

 G1に昇格したのはケンタッキーダウンズ競馬場のG2レディースターフスプリントで、今年はエージーバレットが連覇。その前走ではG1ジャイプールステークスで牡馬を撃破し、ブリーダーズカップターフスプリントでも2024年に3着、2025年には2着と好走した。

 また、G1からG2に降格されたのはサンタアニタパーク競馬場のフランクE.キルローマイルで、2025年はフォーミダブルマンが優勝。もう1つはケンタッキーダウンズ競馬場のフランクリンシンプソンステークスで、2025年はトラブルシューティングが制した。

 一方、トラブルシューティングが勝ったレースではG3ブライアンステーションステークス(キーンランド競馬場)がG2に昇格。2025年にモトーリアスが3連覇したG3グリーンフラッシュハンデキャップ(デルマー競馬場)、英国のウィンブルドンホークアイが制した高額賞金のG3ナッシュビルダービー(ケンタッキーダウンズ競馬場)などもG2に昇格する。