グスタードが愛2000ギニーを完勝、オブライエン師は2000ギニー馬対決を熱望

2026年05月24日 10:19

 G1愛2000ギニー(3歳、セン馬不可、芝8ハロン)が現地23日にカラ競馬場で行われ、1番人気のグスタードが好位追走から残り2ハロン過ぎで先頭に立つと、直後でマークしていた2番人気ディスタントストームに3馬身差をつけて完勝した。

 グスタードは好発から3、4番手で流れに乗り、残り3ハロンを切ってR.ムーア騎手がゴーサインを送ると力強く加速。2ハロンから敢然と先頭に立って一方的に後続を突き放し、マークしていたディスタントストームにつけ入るすきを与えなかった。

 さらに1馬身差の3着争いをディスタントストームの僚馬パシフィックアベニュー(7番人気)が制し、勝ち馬の直前を進んだ6番人気パワーブルーが4着に粘り込んでいる。

 グスタードはA.オブライエン調教師が管理するスタースパングルドバナー産駒で、昨年10月のブリーダーズカップジュベナイルターフ以来となる2度目のG1制覇(重賞3勝目)。前走の英2000ギニーでは3着のディスタントストームに5馬身余りの差をつけたものの、一騎打ちとなったボウエコーにはゴール前で突き放され完敗していた。

 英競馬メディア『attheraces.com』などによると、ムーア騎手は外目の枠からスムーズに運べたことを勝因に挙げ「中盤から彼を促しながら追走し、とても雄大なストライドになった。そうなれば彼は強いからね」「2着になったことが何回かあるけど、決して悪いレースをしたことはない。昨年は上手く行かないことが時々あったということさ」と真価を発揮しての勝利に納得のコメント。

 このレースを13勝目としたオブライエン師は「ライアン(ムーア騎手)は彼から受けた最高の感触はコヴェントリー(ステークス)を勝った時だと言うから、アスコットに戻れたらいいね」「ジョージ(ボーウィー調教師)の馬(ボウエコー)とフランシス(グラファール調教師)の馬(仏2000ギニー馬ライフ)が来てくれたらね。全てをそろえよう。それがレースというもので、我々全員が望むことだから」と、セントジェームズパレスステークスでの3カ国2000ギニー馬そろい踏みを熱く呼びかけている。