アスフォーラに復調の兆し、引退を先延ばしでナンソープS参戦も
2026年08月01日 10:57
ここ数年に繰り返してきた欧州遠征でG1を3勝したオーストラリアの快速牝馬アスフォーラ。7歳となった今季は全盛期を過ぎたかに見える走りが続いていたが、現地31日のG2キングジョージステークス(芝5ハロン)では久々の好走で4着と善戦し、引退の予定を先延ばしする可能性が出てきた。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
アスフォーラは一昨年の欧州遠征で、ロイヤルアスコット開催のG1キングチャールズ3世ステークスを制覇。昨年は英G1ナンソープステークスと仏G1アベイドロンシャン賞を勝ち、欧州最優秀スプリンターに選出された。しかし5月から欧州で始動した今年は見せ場も少ない敗戦が続き、前走の英G3コーラルチャージでは最下位。そのため本来なら来週には検疫に入り、繁殖牝馬としての第二の人生に備えるべく母国へ戻る予定だった。
だがキングジョージSでは力強く先行して残り2ハロンで先頭に。終盤に差し切られはしたものの勝ち馬から1馬身差の4着と健闘した。H.ドワイヤー調教師は「私はあまり興奮しないタイプなのだが、思わず足を踏み鳴らしてしまったよ。オイシン(マーフィー騎手)は目標となる馬がいない状態で走る時間が長すぎたと感じていた。少し早い段階で単騎先頭になった影響が最後に出たのだろう」とレースを振り返った。
この結果を受け、同師は馬主次第としつつ1年前に勝ったナンソープSに向かいたい意向を示し、「今日の走りを見れば行かない理由はないと思える。可能性の扉は開かれている、といったところだろう」と話していた。