【ジャックルマロワ賞】血統から浮上する馬は?「母父ハットトリック」に似ている鬼脚
2026年08月16日 19:39
血統から浮上するのはこの馬だ-。98年タイキシャトル以来28年ぶり、悲願の日本調教馬2勝目を狙うシックスペンス、シュトラウスの前に立ちはだかるのは、英国の末脚自慢、モアサンダー(牡5、W・ハガス)かもしれない。
今年はロッキンジS、クイーンアンSで2着(いずれもG1)。前走はG2サマーマイルでゼウスオリンピオスの4着に敗れたが、直線は進路ができない場面があり、脚を余していた。どのレースも後方待機の末脚勝負。ロッキンジSでは勝ったノータブルスピーチの背後から猛烈な鬼脚を繰り出していた。
電撃引退が発表されたボウエコーと同じ、今の欧州で大人気のナイトオブサンダー産駒。ハガス厩舎のナイトオブサンダー産駒といえば、一昨年にドーヴィルのギヨームドルナノ賞、レパーズタウン(アイルランド)の愛チャンピオンSを圧勝したエコノミクスが浮かぶ。この馬の場合は母の父が日本馬ハットトリックという点も強調材料。武豊騎手とのコンビで重賞2勝を挙げ、名手オリビエ・ペリエとマイルCS、香港マイルを連勝。引退後は種牡馬として、世界中でその血を広げた。強烈な瞬発力で追い込む競馬ぶりはハットトリックに似ている。
鞍上はハガス厩舎の主戦を務め、日本のファンにもおなじみのトム・マーカンド。6月のクイーンエリザベス2世ジュビリーSでサトノレーヴをゴール寸前で差し切り、「日本馬のロイヤルアスコット開催勝利」という快挙を阻止したアルメラクもハガス厩舎&マーカンド騎手だった。