8歳セン馬アルナイール、3度目の正直で英G2ロンズデールC制覇

2026年08月22日 11:48

 現地21日、英ヨーク競馬場でG2ロンズデールカップ(芝16.5ハロン)が行われ、W.ビュイック騎乗の8歳馬アルナイールが惜敗続きだった過去2年の雪辱を果たした。

 前半は8頭立ての6番手に控えたアルナイール。クイックソーンが牽引する馬群は徐々に縦長となり、やや離れた2番手にイリノイ、3番手に1番人気のカバーヨデマールと実績馬がつける。最後の直線に入るとアルナイールはいったん最後方まで下がる厳しい展開かと思われたが、しぶとく伸び続けて先頭争いの集団を差し切り、最後はイリノイに1馬身差をつけてゴールした。カバーヨデマールはゴール前で力尽きて4着に終わった。

 T.クローバー厩舎のアルナイールはドバウィ産駒の8歳セン馬。2年前のロンズデールカップではヴォバンから短アタマ差の2着、昨年はトローラーマンの3着と強豪の壁に跳ね返されていたが、G1英ゴールドカップ7着から挑んだ今年は3度目の正直で勝利を手にした。

 クローバー調教師は「彼はここヨークが大好きで、ヨークと(ドバイの)メイダンがお気に入りの2つの競馬場なんだ。広々とした長い直線を好むし、幸いなことにどんな馬場状態でも問題なく走ってくれる」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。「左回りを好むため、今年はもうここで走るレースはないと思う。だから次はドバイに戻ることになるだろう。フランスへ遠征する可能性もゼロではないが、その可能性は低いと思う」と語った。