​仏2歳G1モルニー賞、セニョリータボニータが4馬身差で圧勝

2026年08月24日 13:10

 現地23日、仏ドーヴィル競馬場でG1モルニー賞(2歳、芝1200m)が行われ、O.マーフィー騎乗のセニョリータボニータが4馬身差で圧勝した。

 レースはA.オブライエン厩舎の人気薄キャリーザフラッグが単騎の大逃げでペースを作り、セニョリータボニータは7頭立ての後方2番手から。残り300メートルでもキャリーザフラッグが5馬身ほどのリードを保つ一方で、オブライエン厩舎の4番人気マンズベストフレンドら後続は伸びあぐねる。

 そんな中でセニョリータボニータは着実に差を詰めていき、残り100メート付近でさらに末脚を炸裂。一気に先頭まで突き抜けての圧勝を飾った。2着にはキャリーザフラッグが粘り込み、さらに短クビ差の3着にコスマ。英G2リッチモンドステークス勝ち馬マンズベストフレンドは4着に終わった。

 S&E.クリスフォード厩舎のセニョリータボニータはスタースパングルドバナー産駒の牝馬。デビュー2戦目の英G2クイーンメアリーステークスでビクトリアスの2着に敗れたが、前走の英G2ダッチェスオブケンブリッジステークスでは評判馬リベルタンゴに勝利。そして今回の白星でG1馬の称号を手にした。

 英競馬メディア『At The Races』によると、S.クリスフォード調教師は「素晴らしい瞬発力を見せてくれた。前方の馬たちが非常に良いペースを刻んでいたが、彼女の末脚は最高だったし、ゴール後も力強い走りを続けていた」とコメントした。

 この勝利を受け、大手ブックメーカー『パディパワー』は、リベルタンゴと再戦の可能性がある英G1チェヴァリーパークステークスでのオッズを3.5倍に設定。またクリスフォード師は来年以降の展望について「母系の血統(母父はルーラーオブザワールド)を見ても魅力的な要素が多く、クラシック戦線で活躍する馬へと成長していく姿が容易に想像できる」と語り、馬体はスプリント向きだとしつつも、距離延長への挑戦を示唆した。