凱旋門賞のセン馬への開放案が承認、2027年から出走可能に

2026年09月05日 10:42

 欧州パターン競走委員会(EPC)は、仏G1凱旋門賞のセン馬への開放に関するフランスギャロの決定を承認。これにより、世界中からトップクラスの競走馬が集まる凱旋門賞は2027年よりセン馬も出走可能となった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 フランスギャロのG.ド・サンセーヌ会長は「凱旋門賞をセン馬に開放する狙いは極めて明確。それは、フランス最高峰のレースに牡馬、牝馬、そして2027年からはセン馬を含めた、最高の競走馬たちが一堂に会するようにすることだ。この変更により、レースはコース上での魅力がさらに高まると同時に、国際的な知名度やメディアへの訴求力も一層強化されるものと確信している」と述べた。

 近年の凱旋門賞を巡っては、昨年の欧州年度代表馬に輝いたF.グラファール厩舎のカランダガン、その同厩馬で英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどを勝っているゴリアットら有力なセン馬の出走が認められていなかったことで、セン馬への開放が議論の的となっていた。

 ただしセン馬への開放には競馬界の有力者たちから異論も多数。A.オブライエン、A.ファーブルといった各国の名調教師たち、大馬主であるクールモアのJ.マグニア氏らが反対の声を上げていた。