【凱旋門賞】「今年の日本馬はドウデュース、クロワデュノールほどの能力ではない」英紙バッサリ

2026年09月16日 17:55

 英国の「レーシングポスト」電子版が15日に掲載したコラムで、マディー・プライル記者が自身の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)を展望した。

 プライル記者は昨年、前哨戦のプランスドランジュ賞に深い興味を示し、レース後は「プランスドランジュ賞でついに私の賭けたい馬が見つかりました。そして、それはクロワデュノールではありません。私はダリズが凱旋門賞で逆転すると確信しています。フランシス・グラファールが凱旋門賞のトロフィーを手に入れるのも時間の問題でしょう」と、ダリズの戴冠を見事に予想している。

 今年のプライル記者の記事のタイトルは「凱旋門賞(前売り)市場はカオス~セン馬開放反対派への反論」というもの。記事では有力馬を抱えるアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎が大不振であることを伝え、モルティーズクロスやカルパナ、ベイシティローラーなどの上位人気勢には消極的な評価であること、昨年覇者で連覇を狙うダリズにブックメーカーがつけている3・25倍のオッズは「魅力的」であることを伝えている。

 昨年、クロワデュノールを高く評価していたプライル記者は日本馬についても言及。「今年の日本からの遠征馬については敬意を表しますが、メイショウタバルやアドマイヤテラといった馬たちは、かつて大きな期待を背負いながらも結果を残せなかったドウデュースやクロワデュノールほどの能力ではないでしょう」とバッサリ切った。

 プライル記者は一昨年の凱旋門賞2着馬アヴァンチュールが今年は同日のオペラ賞に向かうこと、エストレンジ、クアリフィカー、アルリファーなどの実力馬が引退したことを紹介。来年から凱旋門賞がセン馬に開放されることについては反対意見が多いものの、カランダガンやゴリアット、マップオブスターズ、今年のプランスドランジュ賞を制したファーブル厩舎のフィネアス、プライドオブアラスなど、凱旋門賞に出走できれば好走する可能性が高いセン馬が数多く存在することを訴えている。

出典:日刊スポーツ