ダリズが凱旋門賞を連覇! 日本馬は悲願成就ならず
2026年10月05日 17:10
現地4日、仏パリロンシャン競馬場でG1凱旋門賞(セン馬不可・芝2400m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のダリズが牡馬では48年ぶりとなる連覇を達成した。
レースは日本から参戦したメイショウタバルが逃げ、もう1頭の日本馬アドマイヤテラも4番手の好位を確保。一方でダリズは16頭立ての10番手付近からとなったが、終盤のフォルスストレートに差し掛かると凝縮された馬群でポジションを徐々に上げていく。
最後の直線に入ると、ダリズは先行勢の外に進路を定めてスパート。残り100メートルで先頭まで突き抜け、1977年と78年に凱旋門賞を連覇したアレッジド以来の偉業を達成した。
1馬身1/4差の2着には2番手から抜け出して粘ったベイシティローラーが続き、前哨戦の仏G2フォワ賞と同じワンツーフィニッシュに。さらにクビ差の3着には大外枠の不利がささやかれていたダイヤモンドネックレスが続いた。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスとヨークシャーオークスの両G1を連勝していた5歳牝馬カルパナは5着、凱旋門賞と同じコースと距離の仏G1パリ大賞を勝っていた3歳馬モルティーズクロスは6着。日本馬は直線で馬群に飲み込まれ、アドマイヤテラが11着、メイショウタバルが14着に終わった。
F.グラファール厩舎のダリズはシーザスターズ産駒の4歳馬。昨年の凱旋門賞でG1初制覇を果たすと、今年は春に中距離のガネー賞とアガカーン4世賞の両G1を連勝。ロイヤルアスコットでの英G1プリンスオブウェールズステークスこそ3着に敗れたが、秋は前哨戦のフォワ賞から本番の凱旋門賞を連勝してみせた。
英競馬メディア『At The Races』によると、バルザローナ騎手は「本当にタフなレースだった。展開は予想通りではなかったが、彼がその才能を発揮したことが最終的な勝敗を分けた」とコメント。「彼は(凱旋門賞を)再び勝つにふさわしい馬だったし、シーズンを通して自分が最強であることを証明してきた」と相棒をたたえた。
グラファール調教師は「レース序盤は位置取りを悪くしてしまい、後ろに下がりすぎてしまったが、ダリズには優れた加速力があったのが幸運だった。トラブルさえなければ、彼が素晴らしい走りを見せてくれると確信していた。このような馬を管理できるのは幸運だし、今後もこうした馬にたくさん巡り合いたいね!」と勝利を喜んでいた。