ムーア騎手が英競馬殿堂入り、悲劇の名馬シャーガーも
2026年10月06日 13:45
A.オブライエン厩舎とクールモアのトップジョッキーとして数々の大レースを制してきたR.ムーア騎手が、悲劇の名馬として知られるシャーガーとともに英競馬殿堂入りすることが決まった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。
ムーア騎手は2000年にデビューし、R.ハノン厩舎やM.スタウト厩舎での経験を経てトップジョッキーとしての地位を確立。06年、08年、09年にはリーディングジョッキーに輝き、24年にはG1競走通算200勝という大台を達成するなど、世界中で通算3400勝以上を挙げている。
主な勝ち鞍には英ダービー4勝、凱旋門賞2勝のほか、ジャパンカップやメルボルンカップといった世界各地でのG1レースが含まれており、北米でもブリーダーズカップで通算16勝をマークしている。
故アガ・カーン殿下の所有馬だったシャーガーは、1981年の英ダービーを史上最大の10馬身差をつけて圧勝。通算8戦6勝で種牡馬入りしたが、83年に繋養先から武装集団に拉致されて行方不明となった。今年6月には殿下の娘であるザーラ王女が、拉致から2日以内に殺されていたことが分かっていると明かしていた。その名は現在、世界中の騎手が集まって競う団体戦のシャーガーカップとして残されている。