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コース解説

オリジナル

チャーチルダウンズ競馬場

概要

概要

チャーチルダウンズ競馬場はケンタッキー州ルイビル南部の中心に位置する。ケンタッキーダービーとケンタッキーオークスの開催場であり、いわばアメリカ競馬の聖地。1875年5月17日の開場と共に第1回ダービーおよびオークスが開催され、絶やすことなく施行されてきたスポーツイベントとしてアメリカ最長の記録になる。

ダービーを開催する競馬場だけに収容人員も多く、2012年には史上最多の16万5307人と、近年の日本ダービーをも上回るほどの観客動員を記録。全米の競馬場で持ち回り式に運営されるブリーダーズカップ(BC)でも、1998年のチャーチルダウンズ開催における8万452人を筆頭に、観客動員記録(1日当たり)の上位を軒並みチャーチルダウンズが占めるなど、アメリカ競馬のメッカと呼ぶにふさわしい価値を創出している。

ケンタッキーダービーには1995年にスキーキャプテンが挑むも14着、2016年のラニも9着と完敗。2010年にはエスポワールシチーがチャーチルダウンズでのBCクラシックに挑戦して10着と、日本とは異なるダートトラックに跳ね返された。

コース紹介

コース紹介

チャーチルダウンズ競馬場といえばケンタッキーダービーの開催場であり、アメリカ競馬の象徴と言うべきコース。舞台となるダート2000mは日本ダービーが行われる東京競馬場の芝2400mと同様、スタンド前の直線からトラックを1周する。最終コーナーからフィニッシュラインまでは約380m。第1コーナーまでのホームストレッチ自体は約450mある。タイム計測の始点はゲートの約14m先にあり、1973年のケンタッキーダービーで伝説の名馬セクレタリアトがマークした2000mの1分59秒40は、40年余りが経過した現在も破られていない。

ダートコースの内側には、1周1400mの芝コースもあり、こちらは1985年に増設された。1000mから2400mまで6つの距離設定が可能で、芝は牧草など欧米では一般的なフェスクが9割、残りはケンタッキーブルーグラスという混合になる。1600mのレコードは1分33秒78、2400mは2分26秒50だが、レコード更新は全ての距離区分で10年余り停滞している。

主要競走

・ケンタッキーダービー
・スティーブンフォスターハンディキャップ

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