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夏休み明けのヴォルタはサンチャリオットSに照準

2016年09月15日 04:51

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 今年の仏オークス3着など、フランスでトップクラスの実力を持つヴォルタが、10月1日のG1サンチャリオットS(ニューマーケット競馬場)で戦列に復帰。G1初制覇に挑む。ヴォルタはG2サンドリンガム賞を制して臨んだ仏オークスで3着に善戦。7月末のロートシルト賞でも2着とG1で続けて好走し、3歳牝馬として世代上位の実力を証明している。

 管理するF-H.グラファール調教師は「春に数を使ったから、ヴォルタには夏休みを取らせた。サンチャリオットSはロートシルト賞の後から狙っていたんだ」と予定の行動であることを明かし、「ディアヌ賞(仏オークス=2100m)で長めの距離を試してみたが、ベストはマイルと見て間違いないし、彼女ならロウリーマイルコースの起伏も問題ないと思う。柔らかい馬場にも対応できるけど、跳びがきれいだから良馬場に越したことはないね」と、勝算を口にしている。

 ヴォルタのほか、サンチャリオットSには4頭のフランス馬に出走の可能性があり、その中には昨年のムーランドロンシャン賞や仏1000ギニーなどマイルG1で3勝のエルヴェディヤ、先日のムーランドロンシャン賞でヴァダモスの2着だったスペクトルが含まれる。