2歳戦線をけん引するメーマス、次走を最後に種牡馬転身
2016年09月15日 04:58
11日のG1ナショナルS(カラ競馬場)でクラシック候補の呼び声高いチャーチルの2着に終わったメーマスが、24日のG1ミドルパークSを最後に引退し、2017年からアイルランドのタリーホウ・スタッドで種牡馬入りする運びとなった。
管理するリチャード・ハノン調教師は「メーマスは調教に前向きで、状態も常に安定していた。ナショナルSでまたも見せてくれたように、堅実を絵に描いたような馬」と絶賛。「リッチモンドSでは勝負根性も発揮してくれたし、競走生活で示した特性はきっと種牡馬として売りになるはずだよ」と、愛馬の将来に太鼓判を押している。
メーマスは前走のナショナルSまで7戦4勝。ジュライS、リッチモンドSのG2で2勝をはじめ、敗れた3戦も全て2着と、世代トップクラスの成績を残している。