チャーリー・アップルビー調教師は、期待の2歳馬ボイントンを11月4日にサンタアニタで行われる米G1ブリーダーズカップ・ジュベナイルターフに挑戦させることを検討している。

　7月初めに英G2スーパーレイティブSを勝ったボイントンは、7月末の英G2ビンテージS3着以降は出走していない。10月のドンカスターでの英G1レーシングポストトロフィーには登録しているが、2013年にアウトストリップでBCジュベナイルターフを勝った経験のあるアップルビー師はドンカスターへは向かわない意向を示している。

「ボイントンの今季はまだ終わっていない」というアップルビー師は「（今月10日にG2シャンペンSが行われた）ドンカスターへ行かなかったのは馬場状態が理由。ロイヤルロッジSは準備が整わなかった。レーシングポストトロフィーは選択肢の一つだが、やはり馬場がよくなさそうだ。というわけで米国行きを検討しなくてはならない。ボイントンは（米国で走った）モアザンレディ産駒だし、血統的にはブリーダーズカップはぴったりのはずだ」と話していた。