ブライアン・スマート調教師は、現地17日にデビュー2連勝で英G3ファースオブクライドSを勝ったデレクテイションを、来季の英1000ギニーを見据えて休養させることを決めた。

　豪州系の血統で6ハロンを連勝したデレクテイションは、まだ1マイルをこなせるスタミナがあるかどうかを証明しなければならないが、スマート調教師はクラシック挑戦に問題はないはずだと自信を見せている。

「オーナーたちが彼女を英国に残し、オーストラリアへ連れて行かないことを切実に願っている。調教師なら彼女を手元に置きたいものだ。もっともそれを決めるのはオーナーたちだが」と語るスマート調教師。「冬の間に成長し、来春のトライアルに戻ってきてほしい。マイルは絶対に問題ないだろうし、1000ギニーは私がいつも勝ちたいと思っているレースのひとつなんだ」と続けていた。