スカイハンターが準重賞で復活V、メルボルンCで雪辱へ
2016年09月22日 10:01
ゴドルフィンのスカイハンターが、現地21日にグッドウッド競馬場で行われた準重賞クリムボーン・スタッド・ファウンデーションSを快勝。2年連続のメルボルンC参戦に向け復活の第一歩を踏み出した。
昨年のメルボルンCでは後ろに1頭しかいない22着に惨敗したスカイハンターだが、サイード・ビン・スルール調教師は再挑戦の思いを強く持ち続けていた。メルボルンC後は10か月の休養を挟み、G3セプテンバーSで復帰。ここで3着とまずまずの滑り出しを見せると、3週間と空けずに臨んだ今回は残り3ハロンで先頭を捕らえ、余力十分に3馬身1/4差抜け出した。
この勝利にはビン・スルール師も「ウィリアム(ビューイック騎手)が巧く乗ってくれたね」と納得の表情。「メルボルンCの後は休養を与えたけど、復帰前から2走してオーストラリアへ渡るプランを描いていたし、彼もきっちり実行してくれた。この後は9月29日に検疫入りして、帯同馬とともに渡航する」と、計画通りに運んでいることを明かしている。