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ハザルはダニエルウィルデンシュタイン賞の内容次第でQEIIへ

2016年09月22日 10:04

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 今月上旬にG3の32レッドマイルで約1年ぶりの復帰戦を鮮やかに飾ったハザルだが、次走は23日のG2ジョエルSから予定を変更し、凱旋門賞ウィークのG2ダニエルウィルデンシュタイン賞(10月1日)へ回ることになった。

 復帰戦でハザルが見せた勝ちっぷりは、恐らく管理するウィリアム・ハッガス調教師に、G1クイーンエリザベスII世Sへの参戦を考えさせる十分な物差しとなったはずだ。しかし、決定はダニエルウィルデンシュタイン賞でいかなるパフォーマンスを披露するかに委ねられている。

 ハザルを所有するアルシャカブ・レーシングのハリー・ハーバート・レーシングマネージャーは、「ウィリアム(ハッガス師)はハザルの勝利を非常に喜んでいて、調子もすこぶるいいよ。もう少し時間を掛ければより状態は上がるし、予定を先延ばしにしたことは彼のためになると思う」と現状を説明。「数を使っていなくて発展途上だし、血統が良くて見映えもいい。じっくり待ってみる価値のある馬だよ」と、ハザルの将来について大きな期待を寄せている。