一頓挫のストーミーアンタークティックはQEIIへ直行か
2016年09月22日 10:06
10月15日のG1クイーンエリザベスII世Sを目指しているストーミーアンタークティックが体調不良に見舞われ、ひと叩きする予定を断念。大舞台に直行する可能性が高まっている。
エド・ウォーカー調教師は「日曜日(25日)にイタリアのG1を使う予定だったけど、咳をしていて具合が悪そうなんだ」と At The Races にストーミーアンタークティックが状態ひと息であることを認め、「まったくたまらないよ。予定を変更してダニエルウィルデンシュタイン賞(10月1日)も検討してみたけど、間に合いそうにないし、たぶんQEIIへ直行することになると思う」と悩ましい胸中を打ち明けている。
ただ、堅実が身上の同馬への信頼は失っておらず、「状態が戻って、多少柔らかい馬場にさえなれば、彼はトップクラスの実力馬と信じているけどね。でなければ、G1で2度も2着に来られるはずがない。彼はビッグタイトルを獲るに値する馬だし、アスコットで叶うことを願っているよ」と希望は捨てていない。