マイルG1を2勝のザグルカが電撃引退、種牡馬入りへ
2016年09月22日 10:08
今年の仏2000ギニーとサセックスSを制したザグルカが現役を引退し、2017年からクールモア・スタッドで種牡馬入りすることが発表された。
ガリレオ産駒のザグルカは通算6戦3勝。上記の他にG1ではセントジェームズパレスS、エクリプスSの2着がある。サセックスSでは次走でジャック・ル・マロワ賞を勝つリブチェスターを3着に退けたが、8月上旬になって疝痛を発症。回復は順調と伝えられているものの、結局、これが最後のレースとなった。
クールモア・スタッドのデービッド・オーロフリン氏は「彼は見た目も動きも良く、配合はフランケルに似ている。近親には種牡馬として成功したグリーンダンサーがいて、一族は2歳重賞の勝ち馬も輩出して仕上がり早。そして彼自身が「欧州3歳マイル王候補」とザグルカを売り込んだうえ、「これ以上、何が必要?」と自信満々だ。