今年の英愛ダービー馬ハーザンドが現地27日、10月2日の凱旋門賞へ向けた追い切りで素晴らしい動きを披露した。

　ハーザンドは前走の愛チャンピオンSで8着に敗れて心配されたが、中3週のレースは英ダービー後に見せた驚異の回復力で問題なく、予定どおりフランスへ向かう。

　騎乗するパット・スマレン騎手は「ハーザンドは素晴らしいフォームの馬で、彼に乗れて幸せ。（27日朝に）乗ったが状態は最高で、準備はすべて万端だ。馬場は速めになりそうだが、どうなるかはまだ誰にも分からない。今からレースまでに雨が降るかもしれない」とコメント。またウェルド厩舎のフェイマスネームで2008年の仏ダービー2着だった経験から、「シャンティイは大きな競馬場ではないので、外枠は望ましくない」と話している。