現地27日、先週の英G2ロックフェルSを制した2歳牝馬スペインバーグが競売にかけられることが分かった。

　スペインバーグは前走で評判馬のフェアエヴァを2着に下して重賞初制覇。ここまで5戦4勝2着1回の好成績で、ロックフェルSで騎乗したフランキー・デットーリ騎手も将来性を高く評価している。

　スペインバーグをこれまで管理してきた調教師は「スペインバーグは前走が今季のラストレースで、1日のtセールに出される」とコメント。「現在はドーヴィルにおり、英国の前走後も私のもとには帰っていない。私はフランス南部が地元の調教師であり、大レースのたびに彼女に長距離輸送をさせたくないんだ。もちろん手元に残しておきたい気持ちはある。1000ギニーを勝つチャンスも十分あると思っていたからね」と馬優先で苦渋の決断を下したことを示唆していた。