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全欧2歳王者エアフォースブルーが引退、アメリカで種牡馬入り

2016年09月29日 10:23

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 2015年のカルティエ賞最優秀2歳馬エアフォースブルーが現役を退き、クールモア・アメリカのアシュフォードスタッド(ケンタッキー州)で種牡馬入りすることになった。ウォーフロント産駒のエアフォースブルーは、名伯楽エイダン・オブライエン調教師をして調教師人生最高の2歳馬と言わしめ、デューハーストSをはじめG1を3勝の特筆すべき成績を残した。しかし、大本命で迎えた英2000ギニーでは13頭立ての12着に惨敗。続く3戦も精彩を欠き、昨年の力強さを取り戻せずにいた。

 アシュフォードスタッドのダーモット・ライアン マネージャーはクールモアのウェブサイトにおいて「エアフォースブルーは最近20年の2歳馬としてタイムフォーム紙の最高レーティングを得ているし、ダンチヒ系の2歳馬としても最高。馬格に知性、動きの良さを備え、自身の才気を証明したばかりか、今やウォーフロントを2歳部門のリーディングサイヤーへ押し上げている」と、種牡馬としての将来に期待を寄せている。