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売却額13万円の牝馬が快進撃、「おとぎ話が続くの願う」と調教師

2016年10月07日 12:12

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 2月のセールでわずか1000ポンド(約13万円)で取引された2歳牝馬ミセスダンバーズが破竹の快進撃。現地7日のG3コーンウォリスSしだいでは今年だけで15万ユーロ(約1940万円)以上を稼ぎそうな勢いだ。

 ミセスダンバーズは6月のデビューから無傷の4連勝。8月の前走では3戦目と同じニューベリーの5ハロンで準重賞を制した。ジョナサン・ポートマン調教師は「前走は順当勝ち。その後はやや疲れが出たから間隔を空けた。現在は復調したし、おとぎ話が続くことを願うばかりだ」と期待を寄せている。

 さらにポートマン調教師は「(ヘルヴェリン産駒の)ミセスダンバーズは血統も地味だし、小さな生産者と調教師、オーナーは92人のグループという馬。誰にも欲しがられなかった馬だが、だからといって彼女が我々に借りがあるというわけでは決してないよ」と話していた。