D.オリヴァー騎手が危険騎乗で20日間の騎乗停止
2016年10月13日 10:22
ダミアン・オリヴァー騎手が12日、コーフィールド競馬場で行われたG3ブルーサファイアS(1200m)に優勝。しかし、危険騎乗の裁決により、着順確定も開催20日間の騎乗停止処分を下された。
レースでは発馬後500mほど進んだ地点で2番手につけていたオリヴァー騎手が、直後から並んできたディーン・イェンダル騎乗のケンズドリームを外へ押圧。この行為が不注意騎乗よりも重い危険騎乗と見なされた。
オリヴァー騎手は racing.com に対し「もし同じ厩舎の2頭(逃げ馬とケンズドリームは同厩)の後ろに控えたら、君らや馬券を買った客は何やってるんだと言うだろ。彼らの狙いは明らかだったからね」と勝つために当然の騎乗をしたまでと主張。「30年近く騎手をやってるけど、危険騎乗なんて初めてだよ」と不満を露わにしている。
この処分により、オリヴァー騎手は22日のG1コックスプレートでの騎乗が不可能に。ヴァダモスの騎乗を依頼していたアンドレ・ファーブル調教師は代役探しを余儀なくされた。