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A.オブライエン師、「ファウンドはこれまで見た中で一番本物の馬」

2016年10月15日 09:44

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 名伯楽A.オブライエン調教師が、現地15日の英チャンピオンSに送り出す凱旋門賞馬ファウンドを「これまで見た中で一番本物の馬」と絶賛している。

 1年前の同レースではファシネイティングロックの2着だったガリレオ産駒の牝馬ファウンドは、続くブリーダーズカップ・ターフで凱旋門賞馬ゴールデンホーンを撃破。中長距離路線でのさらなる活躍が期待される身となった。

 そうして迎えた今季はG1で5連続2着とフラストレーションがたまるレースが続いたが、前走の凱旋門賞でそのうっぷんを晴らした。オブライエン師は「凱旋門賞はファウンドにとって最重要ターゲットだった。他のレースは全て凱旋門賞へ至る道だったんだ」とコメント。「彼女は自分のレースをうまくやってくれた。昨年も同じローテーションで3戦(愛チャンピオンS、凱旋門賞、英チャンピオンS)したが、凱旋門賞から調子が良くなった。彼女が特別な存在だというのはずっと前からわかっていた。これまで手掛けた中では一番本物の馬なんだ。常にタンクが空っぽになるまで全力を尽くす。しかも自分で限界をわきまえている。これは相当に並外れたことだよ」と話していた。