オーダーオブセントジョージ敗れる、シェイクザイードロードがロングディスタンスC快勝
2016年10月16日 10:20
現地15日に行われたブリティッシュ・チャンピオンズ・デーのG2ロングディスタンスC(2マイル)は、単勝5番人気のシェイクザイードロードが、前走でG1カドラン賞を制したクエストフォーモアを1/2馬身抑えて快勝。ドンカスターCに続きG2連勝を飾った。さらに1/2馬身差の3着には昨年のG1フィリーズ&メアズSの覇者シンプルヴァーズが続き、凱旋門賞3着から臨んだオーダーオブセントジョージは、圧倒的な1番人気に推されるも4着(1/2馬身差)に終わった。
シェイクザイードロードは直線2番手で粘り込みを図るクエストフォーモアに残り1ハロンを切って並び掛け、ゴール直前で体半分ほどリード。外から差し込んだシンプルヴァーズとオーダーオブセントジョージには付け入る隙を与えなかった。
激闘を制したマーティン・ハーレー騎手は「息が切れるよ!」と声を弾ませると、毎度、大きなことをしてくれるね。彼のおかげさ」と愛馬に感謝。「ペースは早くなかったけど、もっと短い距離でも勝っているし、ギヤがあるのは解っていたからね」と、早めの仕掛けを勝因にあげた。