トニー・マーティン厩舎が、クイックジャックとラガノアの両馬で同日G1制覇を狙っている。

　前走のハンデキャップレースで平地4勝目を挙げた7歳馬のクイックジャックが出走するのは、現地23日にサンクルーで行われる長距離G1ロイヤルオーク賞。マーティン師は「クイックジャックはハンデキャップレース上がりだが、オーダーオブセントジョージら強豪が15日に走ったばかりで今回は出てこないだろうから。もしライアン・ムーアが空いていれば乗ってもらうつもりだ」と語った。

　今月7日の準重賞を制した4歳牝馬ラガノアは23日にイタリアでリディアテシオ賞に出走予定。騎手は引き続きJ.クローリーが務めるという。