昨年のG1ウッドバインマイルを制し、BCマイルでもテピンに次ぐ2着の実績を持つモンディアリストが、今年はBCマイルではなくターフに挑戦することになった。モンディアリストは8月のG1アーリントンミリオン（10ハロン）に勝ち、ターフの優先出走権を獲得しているが、前走のシャドウェル・ターフマイルではマイル女王テピンの4着。12ハロンのレースはBCターフで初体験となる。

　デビッド・オメーラ調教師は「サンタアニタの1マイル半は、スプリントコースにも使われる引き込み線からスタートして凄く速いから、彼に合うのではないかと思う」と意図を説明している。

　また、僚友のスエドワはマイルへの登録を残しつつも、ターフスプリントへの出走が濃厚。オメーラ師にとってはスエドワのセンスが頼みのようだ。「確証はないけど、彼の器用で賢いところに期待しているよ。坂を下るスプリントコースをこなせるのかも判らない。でも、彼はニューマーケットのうねりにもしっかり対応できるくらいバランスがいいからね」。