スタウト師、サンタアニタは“狩り場”と自信
2016年11月03日 09:30
これまでブリーダーズカップ・ターフでは4勝をあげているマイケル・スタウト調教師が、2日朝の調教に合わせて到着。サンタアニタはアメリカでお気に入りの“狩り場”と自信を口にしている。
スタウト師は経験の浅いユリシーズでターフ5勝目を狙うほか、フィリー&メアターフにもクイーンズトラストを送り込む。
「サンタアニタは大好きだね。我々には幸運の競馬場さ」と自信を隠さないスタウト師だが、「ユリシーズに関してはまだ学習過程かな。(レーティング)116は妥当だと思うけど、まだ進歩の余地があるし、ここではつま先立ちの赤ん坊ってところ」と評価は控え目。それでも「馬場は合うと思うし、彼の精神的にはいいはず。そこが勝負の分かれ目になるけど、上手く運んでくれると考えているんだ」と、得意のサンタアニタで一発を狙っている。
一方、フィリー&メアターフのクイーンズトラストについて、今年の英国でのレースは不運続きだったとしている。「(4月の)ニューベリーではラチ沿いに押し込まれた。(6月の)リブルスデールSはゴチャついて、(前走の)チャンピオンズデー(フィリーズ&メアズS)ではスタート直後に不利を受けたし。まともにレースできたのはナッソーS(2着)くらいさ」と振り返るスタウト師。「彼女はここで勝ち負けになるよ。ツキが向いてくれるといいね」。