リマートら欧州勢、BC本番控え現地で順調に調整
2016年11月03日 04:27
ブリーダーズカップに出走する欧州調教馬のうち数頭が、2日にサンタアニタパークの芝コースで調教を行った。
エイミー・スコット攻馬手を背に姿を現したマイルの注目馬リマートは、落ち着き払った様子で折り合いも十分。その後、競馬場に現れたハリー・ベントレー騎手を出迎えたが、主戦が調教をつけることはなかった。
ユリシーズとクイーンズトラストは、ダートコースで運動後のリマートに続いて芝コースへ直行。ターフに出走するユリシーズの手綱を取ったケビン・ブラッドショー攻馬手は「2頭とも輸送がうまくいった。ボスが到着したら、もう少し運動させると思うよ」と今後の予定を伝えている。ボスことマイケル・スタウト調教師は、3日の調教に立ち会う予定。
ヒューゴ・パーマー調教師はターフスプリントに出走のホームオブザブレーヴの調教を監督。その馬体はアメリカ調教馬とくらべて小さく見える印象だが、軽めの運動を見守ったパーマー師には気に留める様子もなかった。