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中距離G1を2勝、ファシネイティングロックが引退

2016年11月11日 12:02

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 昨季の英チャンピオンSなど中距離G1を2勝した5歳馬ファシネイティングロックが現役を引退。バリーリンチ・スタッドで種牡馬入りすることになった。

 ダーモット・ウェルド調教師が手掛けたファストネットロック産駒のファシネイティングロックは、デビューからの全15戦でパット・スマレン騎手が騎乗。4歳となった昨季は5月にG1タタソールズゴールドカップで2着に善戦し、10月の10ハロンG1英チャンピオンSで後に凱旋門賞を勝つファウンドを2着に下してG1初勝利を挙げた。

 今季はタタソールズゴールドカップで再びファウンドを2着に従えて2度目のG1勝利。8月のG3ロイヤルホイップS2着が現役最後のレースとなった。

 ウェルド師は「ファシネイティングロックは素晴らしい馬だった。ポストポンドやファウンドをも破ったことがある。10ハロン以上のG1を2勝するスピードがあった」と愛馬をたたえていた。